ビタミンEは脂溶性ビタミンです
ビタミンEは「トコフェロール」ともいい、ビタミンAやCと一緒に「ビタミンACE(エース)」として強い抗酸化作用を持つビタミンとして有名ですよね。
ビタミンEは体内の老化や動脈硬化などを防いでくれますし、いろいろな悪さをする活性酸素から体を守ってくれるので、激しい運動を日常的に行っている方もビタミンEの不足に気をつけなければいけません。過度の運動で体内に大量の活性酸素が発生するからです。
また、不妊治療を行っている女性にビタミンEのサプリメントを処方すると妊娠できる確率がUPするそうです。ビタミンEはホルモンバランスを整える働きも持っているからなんですって。
女性の美にはもちろん、中年以降のみなさんの健康のために欠かせないのがビタミンEですね。しもやけの予防にも良いようです。
例によって精神科医の藤川徳美医師のブログなどでよく調べてみたのですが、何らかの症状を治療するために使われるビタミンEはかなり大量みたいで、過剰症の心配はほぼないということでした。
ただしすでに動脈硬化のある方の場合、いきなり大量に飲み始めると血管内のプラークが剥がれて血管内を流れて行って詰まることがあり危ないので、少量から増やすとのこと。
よっしーは糖尿病患者で血管年齢は年齢相応と言われていましたが、少量ずつ増やし、現在では1日あたり2カプセル(800IU)飲んでいます。
若くて健康な方は1日200~400IU、老化現象が気になる方は800IUほど必要になるそうですよ。
ビタミンEを食事から十分に摂取できる?
ビタミンEは煎茶やアーモンドなどに多く含まれますが、普通の食事からだけでは「欠乏症」を発症しない程度の量を摂取することは出来ても何らかの症状の改善のためにはとても程遠い少しの量しか摂取できないようですね。
他にはウナギやたらこ、かぼちゃ、ほうれん草、アボカドなど。サフラワー油やコーン油などにも含まれますが、個人的にはオリーブ油のほうがいいと思います。それも本物の。
また、アーモンドが食べられない方やあまり好きではない方もいらっしゃるでしょう。アーモンドはわりと好きですが、安くはありませんし、食べすぎればカロリーオーバーも心配です。
マルチビタミンのサプリにもビタミンEは入っていますけど、やっぱり少ないです。手持ちのマルチビタミン&ミネラルには30IUしか入っていないですね。
ただ上記の通り、すでに動脈硬化があるかもしれない方はいきなり大量に飲み始めないほうがいいので、最初はマルチビタミン&ミネラルから初めて、だんだん増やしていくといいかもしれません。
ビタミンEの効果的な飲み方は…
ビタミンEのサプリメント、最初は何も考えずに他のサプリと一緒に飲んでいました。しかし、実は鉄剤とビタミンEを一緒に飲んではいけないそうです。
なぜかというと、ビタミンEは鉄などのミネラルの吸収を妨げることになるからだとか。できればEと鉄剤は8時間以上空けて飲むほうが良いそうです。
ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、水溶性のBやCのように短時間で体外へ排泄されてしまう心配もないので、朝食にEを2カプセルまとめて摂取し、夕食時にアドバンスドフェロケルとNowアイアンを飲むことにしています。
唯一の欠点は…!?
この商品は100カプセル入りで値段は755円前後と安いですし、合成ではなく作用が最も強いとされるαートコフェロールが400IUも摂取できるのがとても良いと思います。
カプセルのサイズも1.6cmほどで、それほど大きくなく飲みやすいですね。
ただ…ひとつだけ気を付けないといけないというか欠点だと思うのは、たまーに容器内でカプセル同士がくっついてしまっていることがあるんですよ~!
…その場合でも、取り出してエイッ!とほぐせば問題なく取れますけど、ちょっと面倒くさいです(汗)
よっしーは子供の頃から過多月経気味で、いくら鉄剤を飲んでもなかなかフェリチンが上がって来なくて困っていたんですけど、ビタミンEを飲み始めてから少し月経量が減って来たかな?と思います。
ただ、わりと最近まで鉄剤とEを一緒に飲んではいけないことを知らなかったので、かなり鉄がムダになっていたかもしれませんねぇ…あぁぁ。